中国のポータルサイト・百度に5日、「日本の半導体産業は、どうして『材料の王』になれたのか」とする記事が掲載された。

 記事は、一昨年に日本が韓国に対して輸出制限を発動したフッ化ポリイミド、フッ化窒素、フォトレジストの半導体材料3品目はいずれも日本が世界シェアの50%以上を持っており、特にフッ化ポリイミドに至っては90%のシェアを誇ると紹介した。

 その上で「事実上、これらの3品目は日本による半導体材料分野における独占的地位の氷山の一角に過ぎないのである」とし、一切の代価を惜しまずに技術の極致を求める日本人の性格により、多くの高品質な半導体材料は現状日本でしか生産することができないのだと伝えている。

 そして、具体的にはシリコンウエハー、フォトマスク、ターゲット材料、保護塗膜、シール材などの半導体材料14品目で長期にわたり絶対的な優位を保ち続けているほか、半導体設備においても10種類で50%以上の世界シェアを持ち、洗浄設備や酸化炉などの重要設備はほぼ独占状態にあるのだと紹介した。

 記事は、日本が半導体材料や半導体設備の分野で大きな成功を収めている理由について、産官学の協力体制が研究成果の実用化を大いに推進してきたこと、サプライチェーン上流、下流の協同が進み、質の高い成長を実現したこと、さらには学びに長け、「精の上に精を求める」という職人気質の民族性を持つことを挙げている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)