戦後の廃墟からあっという間に復興を遂げ、短期間のうちに先進国となった日本。いったいなぜ奇跡的な発展を遂げることができたのだろうか。中国メディアの騰訊はこのほど、戦後の日本が短期間で復興を果たして先進国になった理由について分析する記事を掲載した。そのカギは「漢字2文字」で表せるという。

 記事は、終戦直後の日本は惨憺たる状況だったが、現在では世界第3位の先進国であり、外貨準備高も世界有数の規模だとし、世界をリードする科学技術力もあると指摘。さらにアニメの分野では世界トップであり、アジアで最もノーベル賞受賞者の多い国で、自動車や電子機器、工業用ロボットなど製造業が非常に強い経済大国であると論じた。

 では、日本はなぜこのような発展が可能となったのだろうか。記事は、戦後間もなく朝鮮戦争がぼっ発したことで、多くの物資を日本から運ぶことになったゆえの「朝鮮戦争特需」が1つの要因ではあるが、これはあくまでも一時的な特需に過ぎなかったと分析。本質的な要因は「教育」という2文字で説明できると論じた。

 記事は、日本は「教育」を非常に重視してきた国だと紹介。明治維新後は西洋の進んだ知識を学校教育で積極的に教えたほか、戦後の苦しいなかでも教育への支出を惜しむことはなく、子どものために質の高い給食制度も作ったと説明した。現在でも、多くの市町村では子どもの医療費が無料であることなど、子どもに対する手厚い補助があると伝えた。それで、「日本のやり方は学ぶに値する」と記事を結んでいる。

 確かに、日本には以前から教育を重視する考えが強く、これは北越戦争で焦土と化した長岡藩では、支藩である三根山藩から見舞いとして送られた米百俵を売って学校設立の資金に充てたという「米百俵の精神」からも良く分かると言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)