中国の国内総生産が日本を超えたのは2010年のことであり、中国のGDPは今や日本の3倍ほどまで増大した。国の経済規模では中国が日本を圧倒しているが、都市という観点で比較するとどうだろうか。中国メディアの網易はこのほど、日本と中国の都市を比較する記事を掲載した。

 記事はまず、中国のGDPは日本を大きく超越したと言えども「中国の国土面積は日本の26倍、人口は10倍以上もあるのが現実」であり、1人あたりGDPでは日本が中国を大きく上回っていると指摘。国土や人口がこれだけ違う国同士を比較するのはアンフェアとの見方を示した。

 続けて、日本最大の都市である東京は日本の政治、経済、文化、交通など多くの分野の中心であり、100年以上にわたって発展し続けてきた東京は世界の金融、流行、ファッション界においても「重鎮」的な都市だと論じた。

 そのうえで記事は、東京と中国最大の商業都市である上海を比較。中国で最も豊かな都市と言える上海だが、域内総生産では東京の半分ほどに過ぎないと指摘し、いかに東京という都市が「強大」であるかが良く分かると論じた。それで、「日本と中国にはまだ差が存在することが分かる」としながらも、「東京は長い時間をかけて発展してきたのに対し、上海を含めた中国はわずか30ー40年でここまで発展したのだ」と主張。中国がこのままのペースで成長できれば、近い将来に「都市」でも日本の都市を大きく超えることだろうと主張した。

 確かに、中国の大都市の発展には目を見張るものがあるが、その一方で農村部との格差は広がる一方であり、個人の経済格差だけでなく、地域間の経済格差も問題となっている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)