日本はホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキという世界的に有名なバイクメーカーが4社もあるバイク大国だ。生産台数では中国の方がずっと多いが、中国からは世界的に有名なバイクメーカーは台頭していない。なぜこのような差があるのだろうか。中国の動画サイト西瓜視頻はこのほど、この理由について分析する動画を配信した。

 動画では、中国から世界的に有名なバイクメーカーが生まれなかった理由の1つとして「中国の工業化が遅かった」ことを挙げた。「中国のバイク産業がよちよち歩きだったころ、日本はすでに成人になっていた」と、人間の成長に例えて説明している。

 別の理由は、「中国ではバイク禁止の都市が多い」ことだ。このため、中国におけるバイク産業は需要が減少していく「斜陽産業」であり、バイクメーカーは事業転換するか、何とか「その日暮らし」をしている状況で、積極的に研究開発する気にはならないからだと分析した。

 また、「最も重要な理由」は他にあるとし、それは「時間をかけて産業を育てようとしない風潮だ」と指摘。「市場にはリンゴがたくさん売っているのだから、買えばすぐに食べられる。それなのに自分でリンゴを植えて育て何年も待つ必要などあるだろうか」と果物に例えて説明し、多くの人がこのような考えであるため中国ではバイク産業が育たないのだと論じた。

 それで、この現状を変えない限り1万年経っても中国のバイク産業は遅れたままだろうと結んだ。この動画を見たネットユーザーからも「1万年どころか永遠に無理」、「中国企業は金を稼ぎ、日本企業はバイクを作っている。本質が違う」、「バイク業界だけではない。どの業界を見ても日本に追いついていない」など、同意するコメントがずらりと並んだ。日本と中国との差はまだまだ大きく、多くの中国人もそのことは認めているようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)