経済成長に伴い、中国の国防費は増加し続けている。米軍事サイト「グローバルファイヤーパワー」による軍事力ランキングでも米国、ロシアに続く世界3位となっているが、それでも日本の防衛力にはかなり警戒しているようだ。中国メディアの百家号はこのほど、「日本を甘く見るべきではないと言える理由」について、中国人の意見を紹介する記事を掲載した。

 日本の軍事力は侮れないと言える1つの理由は、「強大な海上戦力」だという。海上自衛隊員の数は多くないものの、近年の軍事演習の様子を見ると隊員のレベルが非常に高く、よく訓練されていて優れた装備を持っていることが分かるという。
 
 また、「戦時には直ちに兵力を拡充できる」ことも、「日本を甘く見るべきではない理由」だと紹介した。これは、予備自衛官が多くいることを指しているようだ。ほかにも、日本には高い技術力を持つ企業がいくつもあり、なかには軍備を生産している企業も複数あること、真偽は別として「日本はその気になればいつでも短期間で核兵器を製造できると言われている」ことも、日本を軽視できない理由であると論じた。

 最後に記事の中国人筆者は、「日本は国土が小さく資源が少ないので、生存のためには他国の土地や資源が必要であり、すでに目を付けている国があるかもしれない」と主張し、最大限の警戒を示して記事を結んだ。日本と中国の間には歴史問題があるのはも事実だが、中国では正確な情報が伝わらないなかで、この記事のように「日本は野心を捨てていない」などとして、対立を煽るような主張が数多く存在するのが現状だ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)