中国のポータルサイト・百度に1月31日、「日本人の『スターの追っかけ』が、全世界の『追っかけ』と異なる点」とする記事が掲載された。

 記事は、以前日本に行った際に日本人のスターへの「追っかけ」行為を実際に見る機会があったとし、空港のロビーにいっぱいのファンたちが押し寄せる中で、ファンたちが自覚的に他の利用客のために通路を確保していたと紹介した。

 そして、お目当てのスターがロビーに出てくると、ファンたちは割れんばかりの大歓声をあげて熱狂した一方で、中国でよく見られるような、ファンがスターの服を引っ張るような行為は見られなかったと指摘。「日本には、他人に迷惑をかけないという良い伝統があり、スターたちにも最も基本的な部分のリスペクトを捧げているのである」と解説した。

 また、日本のファンたちはスターを目の前にしてもわれもわれもとしゃしゃり出るようなことはなく、「黙々とスターと同じ場所にいること状況を楽しむ」傾向にあるとし、「愛しているからこそ、本人の生活に干渉したくない。スターにも静かに過ごす時間を持ってもらいたい」という考え方が多くのファンの口から聞かれるのだと伝えている。

 その上で、スターに対してファンが熱狂するの世界的な現象であり、紳士的だと言われる英国人や、公衆道徳を重んじるとされる西洋人も、スターの追っかけとなれば同じように我を忘れて熱狂し、スターが滞在しているホテルがわかってしまえば、次の日にはホテルの外にファンが殺到しスターが外出できない状態になってしまうのだと紹介。スター本人がプライベートもすべてファンに捧げたいというのであればそれは結構なことだとしつつ、「一方で、スターにも自分のプライバシーを守る権利がある。彼らの個人としての望みを尊重することこそ、理性あるファンの取るべき行動なのだ」と結んだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)