中国のポータルサイト・百度に25日、「中国人が知らないわけにはいかない、日本の文化」とする記事が掲載された。

 記事は、日本が島国で土地が狭く、資源が乏しかったことで、古代より日本人は足りないものを外から補い、消化して自分のものにしていくという性質を身に着けてきたと紹介。それが古代であれば唐をはじめとする中国の歴代王朝から学び、近現代には学びの対象を欧米に変えたとしている。

 その上で、よく「日本は独特の文化を持っている」と言われることについて、「決して独特、独自のものではなく、われわれがご先祖の残してきた文化を捨て去る一方で、日本人がそれを宝のごとく扱い、手元に留めておき、大きく発展させたに過ぎないのだ」との認識を示した。

 そして、元は中国から伝わり、その後日本で大きく発展して今では「日本ならではの文化」と称されている物事をいくつか挙げている。まず、寿司はもともと8世紀ごろに中国から伝わったもので、魚、塩、米、酢を混ぜ合わせて作ったものがその原点なのであると伝えた。

 また、江戸時代に花開いた歌舞伎の文化も、元の雑劇、明の南戯といった戯曲の影響を受けているとし、今や日本を代表する花として知られる桜も、もとは中国より伝わったものだと説明している。

 さらに、和服は唐の時代の服装が日本に伝わって改良が重ねられた結果、日本の民族的特色を表す衣装になったとしたほか、日本酒も元をたどれば古代に中国から伝わった製造方法が変化していったものであると紹介。俳句も中国の唐詩や宋詞が参考にされており、そこに季語や音律の制限を設けることで日本の文化、日本の精神を体現されるようになったとした。

 記事は、このような事例は非常に多く、日本人の学びの精神の強さ、大きさが感じ取れるとするとともに、「総じて、他人の優れた点に学び、取り入れて自らのものにすることに長けていたからこそ、日本は急速に発展することができたのだ」と評している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)