中国の自動車市場は海外メーカーの人気が高く、日系車が約2割のシェアを占め、ドイツ系と人気を二分している。韓国車も一時は一定のシェアを獲得していたが、近年のシェアは減少傾向にあり、2019年には4.7%にまで低下した。

 しかし、中国メディアの快資訊は30日、韓国車のコストパフォーマンスの高さは本物だと主張し、中国車はまだ韓国車のレベルには追い付いていないと論じる記事を掲載した。

 まず記事は、「韓国車は日系車と似ている」と主張し、どちらも戦後に台頭し、「製造技術や全体的な価値」が非常に近いとしている。日系車には品質の高さという強みがあるが、韓国車にも「日系車にないアドバンテージ」があるとし、それは「価格の安さ」であり、相対的な「コストパフォーマンスの高さ」であると主張。安いと言っても品質に問題はないと指摘した。

 続けて、韓国車は低価格帯であってもスペックが高く、実用的で耐久性があり、デザインも優れていると称賛。韓国車は海外でもよく売れており、東南アジア諸国ではミニバンからバス、タクシー、SUV車まで日系車と渡り合えるほど数が多いと指摘している。これは「安定性、耐久性、燃費が日系車と大きな差はないが、価格はずっと安いからだ」と説明した。

 記事は、中国車は近年大きな発展を遂げてきたとはいえ、まだ韓国車の技術、設計、製造レベルには追い付いておらず、まだまだ進歩の余地は大きいと結んだ。中国人筆者の韓国車愛がひしひしと伝わってくる記事だが、こういうコアなファンがいるからこそ、競争の激しい中国市場で一定のシェアを獲得できているのだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)