中国メディアの百家号は27日、日本はなぜ「日常生活においても厳しい法律が適用されるのか」と問いかける記事を掲載した。記事は、多くの中国人が「日本人はマナーが良い」と称賛するとしながらも、「日本人のマナーが良い理由は、日本の法律を知れば理解できる」と主張している。

 記事はまず、日本では痰を吐く人がほとんどいないが、これは、「痰吐きが軽犯罪として扱われ、罰金が科されるため」だと紹介。日本では痰吐きが犯罪として扱われることについて、中国人が「厳しい法律」と感じるのも当たり前かもしれない。なぜなら中国ではところかまわずに痰を吐く人が多いからだ。

 また、指定された以外の日時にゴミを出すと、場合によっては「廃棄物処理法」に違反することになり、5年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金となる場合があると説明した。家庭ゴミでここまで厳しい罰が下されるケースは稀と思われるが、中国の大部分の都市では「いつ、どんな種類のゴミでも、分別せずに捨てることができる」ため、これも中国人にとっては厳しい法律だといえるだろう。

 さらに、日本では店員から釣銭を渡された時に、釣銭が多いと気づいたにもかかわらず、黙って釣銭を受け取ると犯罪になると紹介したほか、日本では他人に飲酒を強要することも迷惑行為として罰せられる可能性があると紹介。さらには日本では列への割り込みが軽犯罪になること、「決闘」も法律で禁じられていることなども紹介した。

 記事は、「中国も日本を見倣い、場所をわきまえずにところかまわず痰を吐く者に対して罰則を設定すべきであり、そうすれば中国人のマナーは改善されるはず」と主張しているが、日本人のマナーが良いのは「法律に違反すると罰せられるから」ではなく、「法律などのルールは守るべきもの」と考えるからではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)