中国のポータルサイト・百度に29日、日本の献血を支えていたのが「なんとマンガ、アニメを愛するオタクたちだった」とする記事が掲載された。

 記事は、マンガ、アニメ大国である日本はかねてより「2次元愛好者の天国」であり続けてきたとし、日本ではマンホールの蓋、自動販売機、道路を走る「痛車」、服飾品に至るまで日常生活のありとあらゆる部分にマンガやアニメの要素が融け込んでいると伝えた。

 そして、マンガやアニメ、ゲームを熱狂的に愛する人びとは「オタク」と呼ばれていることを紹介するとともに、「非常に驚きなのが、日本の献血バンクを支えているのが実はオタクたちだったのだ」としている。

 その上で、献血の活動を実施する日本赤十字社は近年日本国内で開かれる大型コミックマーケット(コミケ)の主催者と提携し、「献血で限定グッズを進呈」を宣伝文句としてコミケ参加者に献血を呼び掛けてきたと説明。会場には献血車が用意され、コスプレイヤーたちが献血の誘導を行うのだとし、夏と冬の年2回開かれる大型のコミケでは毎回30台ほどの献血車が出動し、1500人ほどが献血を行うと伝えた。

 一方で、昨年は新型コロナウイルスの影響により夏のコミケが中止となり、12月に開催予定だった冬のコミケも今年5月に延期となったことを紹介。2回のコミケが行われなかったために昨年は3000人分の献血が集められなかったことになり、この影響もあって日本国内では輸血用の血液が少なくなっているとした上で、「コミケを開催して、血液不足を和らげるべきだ」との声さえ出ていると伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)