日本は「清潔な国」だと言われるが、日本を訪れた中国人旅行者が特に驚くのは「道路にごみ1つ落ちていないこと」と「トイレまでぴかぴか」なことだ。日本のトイレはきれいなだけでなく、居心地の良い空間となっている。中国メディアの快資訊は28日、「日本と中国とインドのトイレ」を比較する記事を掲載し、その差は一目瞭然であると論じた。
 
 まず、日本の公衆トイレについて記事は、「あるべきものが何でもある」と称賛。トイレで想定しうる問題をすべて解決していると伝えた。気になる音には擬音装置を設置し、赤ちゃんを連れた親向けには乳幼児用の椅子を設置するといった具合で、日本の公衆トイレは清潔なうえに利用者のニーズに応じて「何でもそろっている」のが特徴的と言えるだろう。

 では中国はどうだろうか。記事は洋式の便器はあまり見られず、「しゃがみ式」の公衆トイレが基本だと紹介している。公衆トイレが「しゃがみ式」ばかりなのは、記事は「中国にしかない古来より伝わる伝統」ともっともらしく主張しているが、このタイプはアジアから中近東、アフリカなどにかけて広く分布している。

 インドに関しては「露天が多い」と紹介。インドでは、人口の4割以上が屋外で用を足していると言われている。とはいえ、最近でこそトイレ革命によって変わってきたとはいえ、中国も少し前まではドアのない「ニーハオトイレ」と呼ばれるタイプが主流であったことを考えると、あまり大きな違いはなかったと言えるかもしれない。

 このように、海外にはトイレさえない国や、中国のようにやっとドアが付いてきれいになってきた国があることを考えると、「あるべきものがなんでも揃っている」日本のトイレ文化は、まさに別格と言えそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)