中国のある有名な教育者は「教育とは良い習慣を培うこと」という言葉を残したそう。中国メディアの百度が「真に良い習慣を培えるよう子供を育て、自立心を養う日本の教育を見習うべき」と強調している。日本のどのような教育が注目されているのか。

 記事は、自立的な子育てを目指す、ある日本の家庭について紹介している。ある11歳の日本人の男の子は、朝から目覚ましをセットして自分で起き、布団をきちんとたたみ、自分の朝食を作ることから一日をスタートさせる。朝食後には自分で食器を片づけ、その後自分でランドセルをもって登校する。11歳の子供が、これらすべてを、母親の手を借りずに行う様子を紹介しつつ、「こうした様子を見ると多くの中国の親たちは反省するだろう」と述べている。

 これはいくらか極端な例だが、中国人の親から見ると、日本の家庭の子育ては「自立的」に見えるようだ。例えば、子どもの年齢にあわせて各家庭でルールが決められ、家事を手伝い、自分の部屋を片づける。さらに、宿題などをきちんと終わらせるために、自分でしっかりと計画を立てて行動するように教えられる。また、「自分のことはなるべく自分で」を徹底している家庭も多い。

 受験競争に勝ち抜くことだけを主眼に置いた教育では、こうした家のことは軽視されがちだ。しかし、自立心を養い、自分のことはなるべく自分でできるよう子どもを育てることこそ、真に優れた教育だということを忘れてはならない、と記事は強調している。激しい受験戦争を繰り広げ、日々宿題に追われる中国の子どもたちには、良い習慣を培うために家事手伝いをする時間などなくなってしまうのだろう。(編集:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)