中国のポータルサイト・百度に29日、「1960年代の日本、近代的な街並みに舌を巻く」とする記事が掲載された。

 記事は、第2次世界大戦で焼け野原になった日本が、戦後に急速な復興と経済成長を実現し、人びとは豊かな米国人のような生活を目指してきたと紹介。1960年代はまさに高度経済成長期の真っただ中であり、多くの家庭の収入が右肩上がりで上昇する時代だったと伝えた。

 その上で、ニュージーランドの写真家ブライアン・ブレイク氏が1960年代当時の日本の様子を撮影した画像を数枚掲載。最初の画像には繁華街の街頭で多くの人が行きかう中、赤やオレンジといった明るい色のワンピースを着て誰かを待つように立っている若い女性2人が写っており、「この時代、日本の交通システムはすでに非常に発達しており、なおかつ文化もかなり開放的だった」と解説している。

 2枚目以降の写真では、デパートの化粧品売り場で店員に口紅の試し塗りをしてもらう婦人、昔懐かしい赤い公衆電話がずらりと並ぶブースで通話をする男女、婦人靴のバーゲンセール会場にひしめき合い、我先にと掘り出し物を探している多くの女性、米国製の人形が並んだショーウインドウを眺める父親に抱っこされた幼児、新宿駅前の交差点でタバコをふかしながら信号待ちをするサラリーマンや、サングラス姿の男性などが被写体になっている。年配の人にとって見ればまさに「古き良き時代」の光景といったところだろう。

 記事は、これらの写真について「老若男女がみんな非常におしゃれな恰好をしており、その当時最も流行していた商品を購入することに熱中していた」と評するとともに、ブレイク氏が残した写真からは、活気に満ち溢れていた当時の日本の様子を見て取ることができると伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)