日本人が頻繁に使う言葉のなかに「かわいい」があるだろう。かわいいとは便利な言葉で、何にでも使うことができる。中国人が日本蔑視に使ってきた「小日本」でさえ、日本人にかかれば「かわいい」になってしまう。中国メディアの百家号は28日、「小日本」を「かわいい」でかわされてしまったという中国人が、「日本人が小さいものをかわいいと言う理由」について分析した記事を掲載した。

 中国人は「大きなものこそメンツが立つ」と考え、家でも車でも大きいものを選ぶ傾向が強く、「小」という単語が時として「蔑称」に使われることもあるように、「小」であることは基本的に歓迎されるものではないというのが中国人の考え方だ。

 しかし、記事の中国人筆者は、あるとき酒の力を借りて日本人を「小日本」と呼んでからかったところ、相手が怒るどころか「かわいい」と返してきて拍子抜けしたという。なぜ日本人にとって「小さいはかわいい」となるのだろうか。

 この場合、怒らせようという中国人筆者の意図を読んで、あえて「かわいい」と返したのだろうが、日本人が「小さいもの好き」なのは事実だろう。記事は、日本人は小顔のアイドルを好み、家も車もコンパクトで、ロケットでさえ世界最小だと指摘した。これは、ギネス記録になった打ち上げロケット「SS520」5号機のことを指しているようだ。

 記事は、日本人が「小さいものをかわいいと思う」理由について、「節約志向」の日本人にとって、小型化は資源を大切にする良い印象があるのではないかと推測。また、小柄の「かわいい」アイドルを求めるのは「おとなしそう」という心理から来ているのではないかとも主張した。

 理由としては、どちらもずれているような気がするが、「小さいものを好む」日本人の心理はどう説明しても理解できないだろう。「大きければ大きいに越したことはない」という中国人の感情を、日本人が十分に理解できないのと同じことだ。いずれにせよ、「小日本」を蔑称として使っても、日本人にはダメージを与えられないということだけは覚えておくと良いだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)