和食という日本特有の文化は、世界にその良さが認められて「無形文化遺産」に登録されている。中国メディアの百家号は27日、「日本人の食文化は洗練されている」と感嘆する記事を掲載した。

 記事はまず、日本人は健康的な食生活に非常にこだわっていると紹介。これが長寿の秘訣だと称賛しつつ、日本人は食に対して「5つのこだわり」を持っていると分析している。1つ目は「豊富な食材を使用すること」。多様な食材を使うのは、1日に必要な栄養をバランス良く摂る良い習慣であると伝えた。これは、お腹いっぱい食べることを重視する中国とは違うと言えそうだ。

 2つ目は「個食」の習慣だ。中国では、大皿に盛りつけた料理をみんなでシェアして食べるのが習慣であり、日本のような個食の習慣はない。記事によると「別々に食べると距離ができてしまう」と多くの中国人は考えるようだが、実際にはそのようなことはなく、むしろ衛生的だと称賛している。最近では感染症対策で、中国でも個食が見直されている。

 3つ目は、「素材を生かした調理法」で、和食は油と塩が控えめな「さっぱりした味」だと分析。これも健康に寄与していると説明した。4つ目は「栄養バランスを重視していること」。日本では、料理に用いる食材は「好きだから」という理由以上に、「栄養バランスを考えて」決める人が多いと紹介した。

 最後には「魚介類を多く摂取すること」で、これは四方を海に囲まれた日本ならではの特徴であり、海産物が多ければ自然と料理も洗練されたものになるとしている。「和食」は、歌舞伎や能楽などと並んで無形文化遺産に指定されている日本の貴重な文化だ。これからも大切に保護し、後世に残していきたいものだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)