近年、アジアでは中国を含む多くの国が台頭してきており、経済発展も著しいエリアであるため世界中の注目を集めてきたが、20年後のアジアはどのような勢力図になっているのだろうか。中国メディアの網易はこのほど、米国では「20年後のアジアの超大国は日本とインド」と予測する声もあると紹介した。

 現在、アジアで経済規模が最も大きいのは中国であり、政治的にも中国の存在感は増し続けているが、記事によれば、米国では「20年後のアジアの超大国は日本とインド」であり、「中国は含まれない」という予測があると紹介。中国は近年、軍事面でも強国となって国際的な地位も向上しているものの、「一部の米国人の目には、中国は20年後に超大国にはならないと映るようだ」と不満そうに伝えた。

 続けて記事は、日本もインドも「米国の盟友」であるため、米国での一部の予想はこの2カ国を「おだてる」ためのものに過ぎないと主張。とはいえ、日本の現在の発展状況からすると、今でもその経済力は強く、敗戦国で多くの制限があるにもかかわらず発展できたことは、「大きな潜在力を有していると言える」と分析した。

 また、日本の科学技術のレベルは相当高く、米国の保護下にあって軍事面でも発展していると指摘。ヘリコプター搭載護衛艦をF35を運用できる「空母」へと改修する計画があることに言及し、「強力な遠洋攻撃能力を有するようになる」と警戒した。そして「日本は実力があるだけでなく、こうした野心を隠そうとしたこともない」と批判している。

 インドについても、中国との国境地帯での紛争で一歩も引かない姿勢を示したことは、インドが大きな自信を持っていることを示していると分析。経済面でも発展し続けているので、日本だけでなくインドも20年後の超大国とする予測が登場したのだろうと推測した。記事は、20年後のアジアの超大国に中国が含まれていないことに納得がいかないようだが、日本とインドの潜在的な実力については認めているようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)