中国のポータルサイト・百度に28日、日本の子どもたちの食生活に比べ、中国の子どもたちの食生活が大いに乱れているとする記事が掲載された。

 記事は、世界一健康状態がいいと称される日本の子どもたちの健康を支えている大きな要因が、栄養バランスの取れた学校給食にあるとした上で、「それに引き換え中国の子どもたちの食習慣はひどい」と指摘。乱れた食習慣を生んでいる要因を5つ挙げている。

 まずは、食事をする時間が日によってバラバラで規則性がないことを挙げた。特に若い親を中心として、時間に関係なく「腹が減ったら食べる、眠くなったら寝る」という習慣を子どもに植え付けてしまっており、これが健康で丈夫な体を作るうえで悪影響を及ぼしていると伝えた。

 また、大人の夜更かしに付き合わされる子どもが多く、夜食を食べたり、屋台で食べたりといった機会が増えることも、子どもたちの体に少なからぬ負担を与えているとした。

 3つめは朝食の内容が不健康であるとし、中国の家庭の多くでは親が朝食を作らず、外の朝食スタンドで油条や豆乳といった朝食を食べさせるケースが多いと指摘。栄養バランスに偏りがある朝食も、子どもの健康状態を悪化させると伝えている。

 4つめには子どものおやつの不健康さについて言及。今や多種多様なおやつが手に入るようになり、子どもたちが毎日のように食べているものの、大量の防腐剤や人工添加物が含まれている食品も多く、子どもの健全な成長を妨げる可能性があると指摘した。

 そして5つめでは、昨今流行しているフードデリバリーやファストフードの弊害を取り上げた。ファストフードは往々にして脂質が非常に高く、子どもの肥満を招くほか知力にも影響を及ぼすとし、デリバリーの食品についても必ずしも健康や栄養バランスに対する配慮がなされていないと論じている。

 記事は最後に、わが子の健全な成長を支える上で、親がより一層子どもたちの食事に対し気を遣い、子どもの心、体、脳の発達に有益な食生活、食習慣を形成する努力をする必要があるとの見解を示した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)