激しい受験競争を繰り広げる中国の教育界では体育教育はおろそかにされている。一方、日本の体育教育は中国人から見ると難しすぎて「変態的」にすら見えるようだ。中国メディアのテンセントが28日付の記事で話題にしている。

 まず、記事は日本の体育教育について説明している。記事はまず、高い跳び箱を次々と飛び、難易度の高いスポーツを難なくこなす日本の子どもたちを紹介。中国人から見ると難しすぎて「変態的」にすら見えるようだが、記事は「中国の教育に比べるとずっと健全」で、中国の体育教育は「病的」と述べている。中国の体育教育は何が問題なのか。

 中国では、子どもたちが受験戦争に勝ち抜くために過重な学習計画と宿題が課されている。そのため、学校ではほとんど体育教育が行われず、子どもたちの発育への問題がすでに表面化している。

 1つ目は肥満の問題。中国の多くの地域で、子どもの体重が基準値を超えている。原因は明らかな運動不足で、心臓や脳疾患にかかるリスクが増大している。中国メディアは体を動かす時間もないほど、教育を詰め込まず日本の教育を見習うべき、と訴えている。

 2つ目の問題は慢性的な体調不良。子どもたちが「体調が悪い、風邪だ」と言えば、多くの親が反射的に薬を与える。とはいえ、子どもたちが体を鍛え、自律神経を整え、栄養バランスの良い食事をしていれば、すぐに薬に頼る必要などない場合も多い。

 記事は、中国の「病的」な体育教育を改め、日本式の体育教育から学ぶことで、子どもたちの健全な発育を促すことができる、とまとめている。(編集:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)