中国は日本以上の学歴重視社会であり、有名大学に入学するために熾烈な受験競争が繰り広げられる。なかには外国語の習得も含めて海外留学を選択する人も少なくなく、日本は人気の留学先の1つとなっている。中国メディアの百家号は25日、「なぜ多くの中国人が日本留学を選択するのか」と題する記事を掲載し、5つの理由を紹介した。

 記事は、中国人が日本留学を選択するうえで、まず筆頭に挙がるのが「コストパフォーマンスの良さだ」と主張した。日本には優れた大学がいくつもあるが、留学費用は欧米の半分ほどで済むと指摘。この安さは大きな魅力だとしている。

 2つ目の理由は「環境と治安の良さ」で、道路にごみ1つ落ちていない日本は、世界で最もきれいな国の1つだと称賛。治安の良さも抜群で、財布などを落としても戻ってくると伝え、安心して学業に集中できる環境があると論じた。

 3つ目は「豊富な奨学金」で、これも日本留学のコスパの高さの要因となっていると紹介。学校以外にも民間の奨学金もあって、条件に符合すれば学費免除などの政策もあるので、経済的に助かるそうだ。4つ目は「ビザの審査が早く、有名大学に入れるチャンスが大きいこと」としているが、最近では経済安全保障強化の観点から審査を厳格化する方針だとも伝えられている。

 5つ目は「合法的にアルバイトできること」だという。留学生は週に28時間までのアルバイトが認められており、しかも夏休みなどの長期休業期間には1日8時間まで勤務できるので、学費や生活費を稼ぎながら学べると伝えた。

 こうしてみると、日本留学の魅力のうち、金銭に関わる理由が大半を占めていると言えるようだ。今はコロナ禍で留学生の来日も難しい状況だが、コロナが収束すれば、さらに多くの中国人が日本に留学するのだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)