それぞれの国によって自動車市場には違いがあるものだ。中国の動画サイト・西瓜視頻は21日、在米中国人による動画として「米国で人気のある車」を紹介する動画を配信した。住宅地に並んで停車している車から、どのようなメーカーや車種が人気かを検証している。

 米国在住の中国人男性が紹介しているのは一般的な住宅地に停車している車であるため、米国の一般消費者の嗜好を知るうえで参考になるだろう。そして軽自動車が好まれる日本市場や高級車志向の中国市場とどのような違いがあるのだろうか。

 動画では、合わせて50台ほどのメーカーと車種を撮影し、確認しているが、結果から言えば最も多かったのは「日本車」で、計35台となった。トヨタが22台、ホンダが8台で、マツダ、スバルの車も見受けられた。そして、ブランドを見てみるとシビックとカローラが多いことから、この住宅地では実用性重視の消費者が多いことがわかる。

 中国で大人気のドイツ系高級車はそれほど多くはなく、ベンツが6台、BMWは3台にとどまった。地元・米国のメーカーはフォードが4台、シボレーとテスラが1台ずつと自国メーカー車の比率が思いのほか低いことが見て取れる。この点、中国では自主ブランド優遇政策により中国車の割合が4割程度まで増えている。

 この動画に対し、やはり「日本車の強さが目立つ」というコメントが多く寄せられた。中国で大人気のフォルクスワーゲン(中国語名:大衆)がわずか1台しかなかったことを嘆き、「世界のトヨタ、中国の大衆」というコメントもあった。中国でも日系車は人気だが、米国ではそれ以上と言えそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)