中国のポータルサイト・百度に26日、「日本人が分析した、中国人の話し声が大きい4つの理由」とする記事が掲載された。

 記事は、日本のネット上で中国人に関する話題が出る際には必ずと言っていいほど「中国人の話し声はどうして大きいのか」という議論が起きると紹介。普段中国人は自分たちの話し声を大きいとは思っておらず、「日本人の話し声が小さいからそう思うのだろう」と考えがちだが実はそうとも限らないとした上で、日本人が考察した「中国人の話し声が大きい理由」を4つ挙げて解説している。

 1点めは、中国語の発音の特性によるものという考え方だ。中国語の共通語には4つの声調があり、音の高低の差がかなり大きいとしたほか、語調の強弱によって話し手のニュアンスも変わってくることから自然と話し声が大きくなると説明したうえで「この点については、中国人としても納得がいく」と評した。

 2点めは、中国人には「賑やか」が好きな人が多いという考え方である。中国では大きな声で話すことによって「体が丈夫」、「健康」、「賑やか」といったポジティブな印象を与える一方、小さな声で話せば相手にネガティブなイメージを持たれることになるほか、特に年配者をはじめとする多くの中国人がわいわいと盛り上がることを好む傾向があると日本人が考えていることを紹介し、これについても「その通りだ」としている。

 3点めは、多い人の中で自分の存在をアピールするために自ずと声が大きくなるという見方だ。大声で話さなければ自分の声が群衆の中に埋没してしまい、自分の意見や意思を伝達することができない、ということで記事はこの考え方も「確かに道理がある」と評した。

 そして、最後に挙げたのは「メンツ」の問題だ。特に自分の意見を主張する場において他人より優位に立ち、主導権を握ろうとする際、声を大きくすることで自分が優勢であり、公衆の面前にて自分の「メンツ」を保つことができると考えるからこそ、中国の人びとは普段から大きな声で話すのだという考え方に、記事は「この点に関しては中国人だけでなく、日本人にも当てはまる。日本人にだってケンカをするときは、声を荒らげる人がいるのだから」と伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)