中国のポータルサイト・百度に26日、日本が先進国と呼ばれる所以が単に経済的に発展しているだけではなく、便利で快適な生活が送れる環境が整っているからだとする記事が掲載された。

 記事は、もともと日本に良い印象を抱いておらず、ある時に友人から誘われて半ば渋々日本旅行に出かけたとした上で「到着してからほどなくして、自分の日本に対する態度は一変した。なぜなら日本の生活はとても便利なうえ、人に優しいからだ」と伝えた。

 そして、日本に行ったことにより、ある国が発展しているかいないかは単にGDPだけで判断するものではなく、生活が便利か、生活する人びとに優しい環境か、そして快適な生活が送れるかといった点がさらに大事であることに初めて気づいたとし、特に日本の社会において「便利で、人に優しい」と感じた事柄をいくつか挙げている。

 まずは、日本の公共交通についてだ。日本の通勤電車には別料金を支払わずに利用できる「急行」などの速達電車が設定されており、急いでいる時などは非常に便利だとしたほか、路線バスは乗車時にバス停側に傾き、誰でも乗りやすいようになっていると伝えた。

 次に、公衆衛生に関する点として、トイレの設備が非常に充実しているうえに快適であること、街が非常にきれいであり、ごみ捨てのマナーがしっかり守られていることを取り上げた。

 さらに、日本の宅配便サービスの優れた点にも言及し、受け取り日時を事前に指定できるだけでなく、不在だった時には配達日時を再指定して確実に受け取ることができると紹介。中国のように、突然やって来たり、一声かけただけですぐに宅配ボックスに入れて済ませてしまうようなことがないとしている。

 記事は、このほかにも日本は教育や医療のサービスが発展しており、社会保障も充実しているとした。一方で、生活上のストレスやプレッシャーが中国に比べて大きいなどの欠点についても指摘した上で、日本を含めてどの国にも優れた点がある一方で、欠点があるものだと評した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)