新型コロナの感染拡大が止まらない中、日本人や中国人だけでなく、全世界の人びとが生命を維持するために欠かせない呼吸を司る肺の大切さを痛切に認識していることだろう。中国のポータルサイト・百度に24日、「日本人の平均寿命が長年世界一を保っているのは、肺を大切にしているからだ」とする記事が掲載された。

 記事は、日本人の平均寿命が世界的に見ても非常に高い理由として「日本人の養生理念が関係している」とし、特に肺の保護に留意していると分析。空気の質が非常に高いこと以外に、日本人の肺を強くしている要素をいくつか挙げている。

 まず1つめは、多く運動をすることだ。日本では健康づくりの一環でウオーキング、ジョギングといった有酸素運動を行う人が多く、有酸素機能によって心肺機能が強くなり、肺活量も増えると伝えた。また、運動をすることで肥満の防止や改善にもなり、これも肺の負担軽減につながっていると紹介した。

 2つめは、禁煙への取り組みである。喫煙は本人の肺細胞を破壊してがんのリスクを高めるだけでなく、受動喫煙によるリスク、特に子どもに対する危険性が非常に高いとした上で、日本では公共の場所での喫煙を大きく制限するなどの取り組みにより、喫煙率とタバコの消費量を大きく減らすことに成功していると伝えた。

 3つめは、マスクの習慣だ。新型コロナが蔓延した現在の世界ではマスク装着が常識となっているが、日本はそれ以前からマスクを着用する習慣があり、肺が守られてきたと紹介。一方で中国では深刻な大気汚染の中でもマスクを着ける習慣は根付かず、ここ数年は肺疾患の発生率が高まっていたとしている。

 そして4つめには、肺に負担をかけない飲食の習慣に言及。熱い季節や乾燥した季節など肺を傷つけやすい時期に合わせて、トウモロコシ、大豆、冬瓜、トマト、梨、キクラゲ、レンコン、ハチミツなど肺を潤すとされる食品を上手に利用しており、肺の潤いが保たれていると紹介した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)