日本は戦後わずか20年あまりの間に、焼け野原から経済大国へと上り詰めた。その復興は「奇跡」とさえ言われているが、中国メディアの百家号は22日、日本がどのようにこの奇跡的な復興を実現したかを分析する記事を掲載した。現在の発展途上国にとって、日本は良いモデルになるという。

 記事はまず、「土地もない、金もない、資源もない」とないないづくしの日本が、「ロケット」並みの速度で戦後の復興を遂げたと紹介。いかにこの復興が奇跡的だったかを強調した。

 ではなぜ日本は「奇跡的な復興」に成功したのだろう。記事はその理由の1つとして「海洋資源」が豊富だったからだと分析している。資源が少ないと言われる日本だが、細長い島国なだけに海岸線が長く、様々な場所に良質な「港」を作ることができ、良質な港があったからこそ「貿易」に活路を見出すことができたと強調。そして日本はグローバル化の波に乗り、国を復興させ、経済を伸ばしたのだと論じた。

 また別の理由として「国民性」によるところも大きかったとした。日本人は「学ぶことに長けた民族」として知られ、明治維新で吸収した知識は日本の基礎を据えたと称賛。「勤勉」な国民性も、高い教育と相まって科学技術の発展や10%前後という経済成長率に貢献し、「戦後たった20年余りで世界第2位の経済大国にまで上り詰めた」と振り返っている。

 記事は、「戦後これだけの復興を果たしたのは、世界でも日本だけだった」と改めて称賛した。高度経済成長期を過ぎ、バブルが崩壊しても日本は世界3位の経済大国であると同時に、世界屈指の先進国だ。記事は、日本は発展途上国のモデルとなっていると主張したが、日本の「奇跡」は真似しようとしても真似できるものではなさそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)