日本の食文化は味にこだわるだけでなく、栄養のバランスや見た目の美しさも特徴となっている。海外でも有名な日本の「駅弁」は、ふたを開けたときのわくわく感がたまらない。そんな日本の駅弁に慣れてしまうと、中国の駅弁にはびっくりさせられることだろう。中国メディアの快資訊は20日、「35元(約560円)もするのに、ふたを開けたら唖然とした」と、中国の駅弁の残念さを伝える記事を掲載した。

 中国の駅弁に「唖然とした」というのは、ある日本人旅行者の話だ。記事はその駅弁の写真を載せているが、茶色一色のおかずが3種類並んでいて、あとは白米が詰め込まれているだけだ。お腹が空いていても、見た瞬間これほど食欲がなくなる弁当も珍しいだろう。

 食べてみると「味は普通」で、特別おいしいということもなかったようだ。この弁当を購入した人は「これで35元というのは高い」と不満を示したという。

 記事は、ただでさえ少ない日本人旅行者を、駅弁でがっかりさせてしまったことを残念がっている。中国高速鉄道は、中国人にとっては自慢の乗り物なだけに、高速鉄道の駅弁で日本人を満足させられなかったのがショックだったのだろう。

 高速鉄道の駅弁は、中国国内でもずいぶん批判を受けてきた。記事でも「中国人は駅弁など買わず、カップ麺を持ち込む」と伝えている。日本人にとって駅弁は旅の良い思い出になるが、中国では違う意味で思い出になりそうなので注意が必要と言えそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)