ユネスコ無形文化遺産に登録された「和食」は、その美しさやおいしさ、ヘルシーさなどから世界中で人気が高まっている。中国メディアの百家号は19日、そんな和食に欠かせない「みそ汁」について紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、みそ汁が日本人にとっていかに重要かについて紹介。ある日本映画に、がんで余命が残りわずかだと知った母親が、5歳の娘に「ごはんさえ作れれば生きていける」と、最初にみそ汁の作り方を教えるというシーンがあると伝えた。一見すると簡単に作れそうに見えるみそ汁だが、日本人の食生活に欠かせない栄養豊かなスーパーフードであることを紹介した。
 
 次いで、みそ汁がいかに健康に良いかについて紹介。古代中国の醤(ひしお)を元に発展した「味噌」は、主原料である大豆が栄養豊富なうえ、発酵過程で栄養も吸収力もアップすると伝えた。腸内環境を整え、コレステロールを抑制したりと、健康に良い効果が期待できる料理であると伝えた。

 日本では古くからみそ汁が広まっており、元禄時代にはすでに、「みそ汁を毎日欠かすべからず。血色が良くなり毒消しになる」という記録が残っていると、みそ汁がいかに日本人の生活に脈々と受け継がれているかを紹介している。

 みそ汁は、見た目のシンプルさと発酵食独特の香りゆえか、中国人の間では好みが分かれるようだ。豚骨や漢方を煮込んで作る中国のスープの方が、手が込んでいて栄養があり、おいしいと思っているのかもしれない。近年は発酵食品が注目を集めているが、発酵食品である味噌を使ったみそ汁はスーパーフードと言っても決して過言ではないほど体に良い料理なのだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)