日本は遣隋使や遣唐使を通して、古代中国から多くを学び、自国の制度や文化のなかに取り入れてきた。中国メディアの快資訊は20日、日本が古代中国から学んだことのなかには「中国ではすでに廃止されたが、日本では今でも使用されているものがある」と紹介する記事を掲載した。

 記事が紹介したのは「元号」だ。元号はもともと、漢の武帝が西暦前140年を「建元」元年と定めたことに由来すると紹介。その後、2000年以上にわたって元号が使用されてきたが、清朝の最後の皇帝である溥儀の時代の「宣統」を最後に、1912年に廃されたと伝えた。

 一方、日本では大化の改新で孝徳天皇が西暦645年に「大化」と定めた時から、元号の使用が始まったと紹介。孝徳天皇は、天皇に即位する前から当時の唐に学ぶことに意欲的で、即位後に元号の使用を開始したと説明した。

 そして、中国では100年も前に元号を廃止し、中国周辺には元号を使う国が複数存在したが、今も元号が使われているのは日本だけであることについて、「日本人は元号に対して特別の思い入れがあるようで、廃止する気配すら感じられない」と指摘。2019年には、徳仁新天皇の即位に伴い、「令和」という新たな元号が使用されるようになったと伝えている。

 最後に記事は、日本はかつて中国の「優秀な学生」であり、元号の創始者である中国がすでに廃止した元号を今でも使用していることは称賛に値することだと結んだ。令和の元号発表時には、中国でもSNSへの投稿が相次ぎ盛り上がった。本家の中国で元号が失われてしまったことが残念で仕方なく、日本では残っていることがうらやましく思ったのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)