近年、世界中で注目されているジャパニーズウイスキーだが、なぜ人気なのだろうか。中国メディアの快資訊は20日、ジャパニーズウイスキーの人気の秘訣について分析する記事を掲載した。

 記事はまず、ジャパニーズウイスキーには大麦麦芽だけを使用した「モルト」、大麦麦芽にトウモロコシなどの穀類を加えた「グレーン」、複数のモルトとグレーンをブレンドした「ブレンテッド」の3種類あると紹介。特に、日本のブレンテッドウイスキーは「優しくて繊細」という特徴があるという。

 また、ジャパニーズウイスキーはスコッチウイスキーの特徴を引き継いでいると紹介。しかし、スコッチは「次々と噴火する火山のようで、香りと風味が激しく混ざり合う感じ」だが、ジャパニーズウイスキーは「深くて清らかな池のようで、その特徴は深い水の下に隠れている感じ」だと表現している。

 このほか、スコットランドのブレンテッドウイスキーは、蒸留所ごとに異なる特徴のウイスキーをブレンダーがブレンドするのに対し、日本では異なる事業者の蒸留所が相互に売買する仕組みがないという違いがあると記事は指摘。しかし、この制約が日本のブレンテッドウイスキーの多様性を制限するものとはならず、匠の精神を持つ日本人は研究を重ね、伝統と科学技術をうまく融合させ、高品質を追求した結果、世界において高い評価を受けるようになったと称賛した。

 ジャパニーズウイスキーはアジアで唯一、アイルランド、スコットランド、アメリカ、カナダと並び、「世界5大ウイスキー」の1つに数えられているが、並々ならぬ努力と研究によってこのような高い評価を受けてきたと言えるだろう。近年、中国でもジャパニーズウイスキーの人気が高く、高額で転売されるケースもあるようだ。中国人には金儲けの対象としてではなく、純粋にジャパニーズウイスキーの味わいを楽しんでもらいたいものだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)