日本政府の閣僚が参拝するたびに中国や韓国から強い非難の声が出る靖国神社は、中国人からするとどうしても理解できない存在なのだという。中国メディアの快資訊は16日、靖国神社について説明する記事を掲載した。なぜ中国人が靖国神社への参拝に反対するかについて考察している。

 記事はまず、靖国神社はもともと日本国内の内戦で天皇側に立って亡くなった軍人を記念するために作られたと紹介。その後、日清戦争や日露戦争、太平洋戦争の戦没者も含まれるようになったと伝えた。

 続けて記事は、その他の神社との大きな違いは、「国のために身を呈した英雄」を慰霊するための神社であることだと説明。そして、他国に攻め込んだ戦争に参加した軍人も祀られているのが問題なのだとし、「国際的には、靖国神社はその活動を停止すべきと見なされている」と主張した。

 しかし、それでも日本人は参拝を止めないと苦言を呈し、「靖国」には国を安らかに治めるという意味があるとしつつ、「侵略された国が安らかになれるのだろうか」と疑問を提起した。

 日本政府の閣僚が靖国神社に参拝するたびに、中国では「A級戦犯も祀られている靖国神社に参拝することは軍国主義を美化することだ」などと批判の声があがるのは事実だ。だが、日本ではむしろ「戦争という過ちを繰り返さないため」、「不戦の誓い」のために参拝しているというのが一般的な見方であり、考え方の隔たりによる対立は今後も続きそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)