最近話題の「台湾メロンパン」をご存知だろうか。タピオカや台湾カステラなど、近年に話題になる台湾グルメだが、次にブームになると言われているのが「台湾メロンパン」だそうだ。メロンパンだけでもかなりの高カロリーなのに、そこにバターがサンドしてあるもので、コッテリ味好きにはたまらない逸品。ただ、この「台湾メロンパン」という名称に対し、「名称が失礼」と物言いつがついていることを香港の連合新聞網が伝えている。

 その物言いの理由とは「そもそも台湾メロンパンの発祥は台湾ではなく香港だ」というもの。この香港の発祥のメロンパンはもともとアフタヌーンティーの習慣がある香港発祥のもので、香港では「パイナップルパン」と呼ばれている。カリッと甘く焼き上げたパンにバターを添えて、ミルクティーなどと一緒に朝食やおやつで楽しむものだそう。一方、台湾にもこれと似たものは売られているが、夜市でたまに見かける程度というもので、台湾ではさほどメジャーな食べ物ではないようだ。日本でなぜか「台湾メロンパン」と命名されてしまったため、それが通称として定着してしまったようだ。

 こうした報道に対し、香港のネットでは「香港のものを台湾発祥と紹介するのは失礼」と批判の声が相次いでいる。「台湾のタピオカミルクティーを日本のものと紹介するようなもの」、「香港に謝罪すべきだ」とヒートアップしている。(編集:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)