日本政府は独自に入手した中国のウイグル問題に関する情報を、「出所を明らかにしない」という条件で米英両政府に提供していたと報じられたが、この報道を受けて、中国人のなかには「日本に対する警戒を絶対に緩めてはいけない」と主張する人もいるようだ。中国メディアの捜狐はこのほど、現在の日本は80年前の日本と何も変わっていないと論じる記事を掲載した。

 記事は、日本は中国にとって重要な貿易相手国であり、中国・武漢で新型コロナウイルスの感染が拡大していた当初も中国に多くの援助を差し伸べた国だと指摘。さらに日本のアニメ文化や日本人の理念などを含む日本のソフトパワーは多くの中国人に影響を与えていると説明した。

 また、2019年の日中共同世論調査では日本に良い印象を持つと回答した中国人の割合は過去最高を記録したと紹介し、多くの中国人が近年は日本に対して親近感を抱き、好印象を抱くようになっているのは事実であると強調した。

 しかし、日本がウイグル問題に関する情報を米英両政府に提供していたという報道を受けて、記事は「日本の偽りの善意に騙されてはならない」と主張し、日本は様々な方法で盗み取った中国の機密情報をアングロサクソン5カ国に提供していたと主張、つまり「中国包囲網を陰ながら支援していた」ということだと論じた。

 さらに、日本には確かに中国が学ぶべき点がたくさんあるのは事実としながらも、「日本を買いかぶってはいけない」と主張。「中国にとっての日本は80年前の日本と何も変わっておらず、今も警戒しなければならない国である」と主張し、日本に対して油断することが絶対にあってはならないと警告した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)