中国人が「コロナ収束後に行きたい海外旅行先」で1番人気となっている日本。おいしい日本食や美しい風景、日本人の礼儀正しさなど、中国人旅行者が引き寄せられる要素は多くあるが、中国メディアの百家号はこのほど、「神社仏閣」も中国人にとって魅力的な観光資源だと紹介する記事を掲載した。

 以前に大阪と京都を旅行したことがるという記事の中国人筆者は、日本には「神社仏閣が多い」と紹介しつつ、驚くべきは「縁結びの神社、商売繁盛の神社、髪の毛の神社、歯の神社など、ご利益ごとに細分化が進んでいること」だと伝えた。こうした分け方は中国の寺院では見られないことだからだろう。

 それで筆者は、「日本へ旅行に行くということは、つまり神社仏閣を見に行くことだ」と主張。清水寺や金閣寺などの有名な寺を観光したという筆者は、なかでも「永観堂」がとても気に入ったそうだ。永観堂は京都の寺院であり、紅葉の名所としても知られる。

 中国人筆者が訪れた時は雲が多く小雨も降る天気だったそうで、旅行シーズンではなかったこともあり、観光客はほとんどいなかったという。中に入るとモミジの木がたくさんあり、「紅葉の時期はとてもきれいなことだろう」と感想を述べている。筆者が特に気に入ったのはその「静けさ」で、「裸足で畳の上を歩くと、天国に来たかのような感じで心が落ち着き、この世の煩いごとを忘れることができる」と述べている。

 中国にも多くの寺が残っているが、有名な寺院は「観光地化」されているうえ、まるで生鮮市場のように「非常に騒がしい」ことが特徴だ。この点、日本の神社仏閣の静けさは、癒しを求める中国人観光客には大きな魅力となっているようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)