日本人の民度は高いと中国では称賛されているが、本当にそうなのだろうか。中国メディアの百家号は9日、「地下鉄からわかる日本人の民度」と題する記事を掲載した。

 記事の中国人筆者によると、中国人が日本人の民度に最も感銘を受ける場所は「地下鉄」だそうだ。ラッシュ時の混雑した時間帯でも「日本人は誰もがルールを守る」と紹介。乗車位置にきちんと並ぶさまはまるで「ロボットのよう」で、「軍隊のように寸分の乱れもない」と感銘を受けた様子だ。

 中国でも、最近では列に並ぶのに慣れてきたものの、マイペースなお国柄のためか列は乱れがちだ。それに、列があるところには割り込む人も必ずいるので、前の人との距離を詰めなければならないのも、日本との違いだろう。日本では、コロナ感染拡大前からソーシャルディスタンスを自然と取ってきたとも言える。

 また、電車が駅に着いてからも、「軍隊やロボットのように統制の取れた」秩序正しさが発揮されると紹介。ドアが開いても、ホームに並ぶ列は動かず、降りる人をただ静かに見守り、最後の1人が確実に降りるのを確認してから動き出すと説明。この一連の動作が、「自然に、かつスムーズに行われる」と称賛。「中国人も見習うべきだ」と感心している。

 中国では地下鉄の車両などが駅に停車すると、我先にとドアに押し寄せる傾向がいまだに強いので、降りたい人がなかなか降りられず、乗りたい人もなかなか乗れないという状況がたびたび発生する。きれいに列に並び、順番を守るというのは、日本では子どもでもできる簡単なルールだが、中国ではなかなか難しいようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)