日本は先進国ではあるが、政治、経済、文化、軍事面など各方面で世界に多大な影響力を与える「超大国」ではない。中国メディアの今日頭条は5日、「もし日本が米国の影響力から脱すれば、日本は超大国になれるのか」分析している。

 記事は、世界第3位の経済大国ではある日本が「超大国」ではないのには2つの理由があると分析。その1つが「米国による制限を受けているから」だという。戦後、米国が主導する連合国軍の占領下で、日本は経済的には復興できたものの、米国の影響力が大きくなりすぎてそこから抜け出せなくなったと説明した。このため、「超大国」にはなれないとしている。

 別の理由は「歴史問題」にあるという。中国に侵攻しその主権を踏みにじったという事実は永遠に日本の汚点であり、これが足を引っ張っていると分析。「ファシズム国家」との烙印が押された日本は、軍隊を持つことができず、国際的にも良いイメージが持たれていないと主張した。

 このため、日本はいまだに国連安保理の常任理事国入りを果たせずにいると指摘。これは、日本が超大国になるには中国に認められることが必須で、歴史問題を謝罪により決着させなければ、日本の超大国入りは叶わないと言いたいらしい。ほかにも、政治面での影響力が小さいこと、低迷する経済、小さな国土面積、少子高齢化、米国に感化されすぎた文化など、日本の課題は多く、とても「超大国」にはなれないとしている。

 このように、条件を列挙しつつ記事は最後に、孟子のことば「天の時・地の利・人の和」を引用。努力だけはどうしようもないこともあると締めくくっている。日本が「超大国」になるかどうかを気にする日本人はほとんどいないと思われるが、中国はそうでもないようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)