中国のポータルサイト・百度に5日、「日本人の自動車文化は、われわれが学ぶに値するか」とする記事が掲載された。

 記事は、日本に行ったことのある人であれば必ずや気づくであろうこととして、日本の街にはワゴンタイプの自動車が多く走っていると紹介。その背景には「日本人が自動車を購入する際、足代わりになるという点を重視している」ことがあるとし、多くの中国人が自らの虚栄心やメンツから大きくて豪華な自動車を選ぶのとは異なるのだと伝えた。

 そして、日本では自動車はあくまでも交通手段の一つに過ぎず、消費者のブランド志向も決して高くなく、「まるで、中国で自転車を買うような感覚で日本人は自動車を選ぶのである」と説明している。

 また、日本では自転車が日常のツールとして位置づけられる一方で、自動車で「遊ぶ」文化も非常に発達しており、トヨタや日産などの代表的なブランドがそれぞれスポーツカーを製造し、モータースポーツを愛するファンも多いと紹介した。

 記事は、中国の自動車業界は日本や欧米の自動車業界に比べるとまだまだ差が大きく、中国土着の自動車文化が形成されていないと指摘。今後自動車業界が発展を続ける中で、自動車に関連する文化も同時に作り上げていくべきだとの見方を示している。

 今回の記事では触れていないが、中国のネット上では日本における自動車の改造文化も、日本独特の自動車文化を形成するコンテンツの一つとしてしばしば紹介される。実用性を求める一方で、趣味として遊ぶ楽しさも持つという日本の自動車文化は、中国の自動車文化が今後形作られていく上で大きな参考になることだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)