中国のポータルサイト・百度に3日、中国人の日本に対して抱きがちな誤解について紹介する記事が掲載された。

 まず最初に挙げた「誤解」は、日本人の団結心だ。日本人の団結力、協力精神は確かに世界的に有名であり、海外の大企業が続々と日本式の企業マネジメントの経験から学んでいるとする一方で、「日本人は実は、激しい内部闘争を繰り広げる民族なのだ」と伝えた。

 そして、古代から中世の日本では非常に激しい生存競争が繰り広げられ、特に戦国時代には中国よりもはるかに国土の小さい日本で66もの大名が天下を巡り争う群雄割拠の状態が起こったと説明。また、第2次世界大戦期間中においても、日本の陸軍と海軍が限られた軍事資源を奪い合う内部紛争を起こしていたとしている。

 次に、日本人は礼儀正しいという点も「誤解」であると主張。ネット上では「日本人は所かまわず痰や唾を吐かない、ごみをポイ捨てしない、信号を無視しない」などといった情報が数多く存在するものの、「日本人によるモラルやマナーのある行為は、実際のところ環境に基づく儀式的な行為に過ぎないのである」とし、あくまでも「他人の前で自らのイメージを守る」ためにとる行動なのだとの見解を示した。

 また、日本人は客人や外国人に対して礼儀正しい様子を見せる一方で、店員や自分より格下の人物に対しては横柄な態度を取る様子がしばしば見られると伝えた。

 さらに、「日本人はごみをポイ捨てしない」というのも「自分のイメージを守る」という要素が強いとし、普段は公共の場において確かにポイ捨てをしないものの、大勢の人が集まってお祭り騒ぎとなり「誰がやったか分からない」状況が生まれると、平気で所構わずごみを捨てる事例が見られると指摘。2018年のサッカーワールドカップ・ロシア大会では渋谷に集結した無数のサポーターが夜通しで大騒ぎし、路上にごみ袋やたばこの吸い殻、酒のビンなどさまざまな物を置き去りにして帰ったほか、服を脱いで川に飛び込むような光景も見られたと紹介している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)