中国メディア・東方網は4日、ドラマティックな大逆転劇で幕を閉じた日本の新年の風物詩、箱根駅伝について紹介する記事を掲載した。

 記事は、2日の往路に続いて3日に復路が行われた第97回箱根駅伝で、駒澤大学が最終10区の土壇場で創価大学を逆転して総合優勝を飾ったと紹介。「ゴールに入るまで結末がわからないからこそ、箱根駅伝における勝利の喜び、敗戦の涙の一つ一つが人びとを大いに感動させるのだ」と伝えた。

 その上で、1920年代に始まり、すでに約100年という長い箱根駅伝の歴史を紹介する一方、箱根駅伝がこれほどまでに日本で人気の正月スポーツとして定着した要因は、単に長い歴史だけでなく、特殊な大会のシステム、それぞれのカラーを持った出場校、大会の中で生まれる様々なストーリーなど多岐にわたると説明。様々な要素が重なり合っていることで陸上競技の愛好者や出身大学の卒業生だけでなく、観戦する人すべての心を揺さぶる魅力を持つのだとしている。

 そして、タスキをつなぎ終えた瞬間に脱力して倒れる姿、後れを取り戻すべく必死に追いかける姿、時として苦痛に顔を歪めながらも歯を食いしばって前に進もうとする姿など、箱根路を駆け抜ける選手たちが見せる様々な姿が、血が沸き立つような青春の風を生むのだと伝えた。

 記事は、箱根駅伝に参加する選手たちについて「苦しく辛い道のりであることはわかっているのに、どうしてそれでも走ることを止めないのか。それは、全身の細胞が走ることを欲して止まないからだ」とし、まばゆい青春の光を放ち続ける選手たちが走り続ける限り、箱根駅伝の「熱血」は永遠に存在し続けるだろうと評した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)