日本と中国は文化や習慣に似たものが多いとはいえ、「テーブルマナー」だけでも違いはたくさんあるようだ。中国メディアの百家号は1日、「日本独特のテーブルマナー」を紹介する記事を掲載した。日本の暗黙のルールは独特で、中国人を驚かせているという。

 記事が指摘した違いの1つ目は「残った料理を持ち帰らせてくれないレストランがあること」だ。食べ残しをやめて持ち帰ることを奨励している中国では考えられないことだろう。日本の場合は主に食中毒を懸念してのことだが、中国の外食産業は食中毒にはさほど敏感ではないのも事実だ。

 2つ目は「お通しが有料なこと」。注文していないのに勝手に料理が出てきて、料金を請求されるのは納得がいかないそうだ。3つ目は「女性一人でラーメン屋に入れないこと」。正確に言えば「入りにくい」だけだが、最近ではそうでもなくなってきている。

 4つ目は「麺を食べる時に音を出すこと」。中国でも音を立てて麺をすするのはマナー違反とされている。5つ目は「レンゲで汁物を飲まないこと」。中国の食卓には箸とレンゲが必須なので、箸しか出てこないと驚くのかもしれない。6つ目は「お茶碗を持って食べること」。日本では器を置いたまま食べると犬食いと呼ばれるマナー違反になってしまう。ちなみに韓国ではお茶碗は絶対に持ってはいけないとされているので、日本とは真逆と言える。

 7つ目は「寿司は一口で食べること」。これは美しさのためで、握り寿司は一口で食べるのが望ましいとされている。8つ目は、「魚の骨をテーブルに直接置かないこと」。中国では汚いものを皿に乗せるほうがむしろ汚いという感覚があるようで、骨などの不可食部はテーブルに直接吐き出すことが多い。

 9つ目は「右側にある料理は、右手でとること」。自分の膳の上を手で覆うのは、袖越しというマナー違反に当たる。そして最後は「レストランでお湯が出てこないこと」。日本ではお冷か熱いお茶が出ると伝えているが、体のために常温を好む中国人には不満な部分かもしれない。テーブルマナーは、食卓を楽しむための習慣だと言えるだろう。場所により異なるマナーを理解し、守ることで食事の時間をより楽しくしたいものだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)