中国の学校の制服は、世界でも珍しく「ジャージ」が主流だ。日本のセーラー服やブレザーなどを特徴とする制服や、すっきりとしたデザインの韓国の制服は、中国の学生の憧れとなってきた。そんな中国の制服は、実は「時代の先を行っていた」のだという。中国メディアの百家号はこのほど、中国の制服は日本より進んでいたとする記事を掲載した。

 記事はまず、中国の学生に評判の良い日本の制服について、意外にも日本国内では「すべての学生が気に入っているわけではない」と主張。決められた制服の着用に苦痛を感じる性的少数者(LGBT)への配慮から、日本の制服は今改革の時期を迎えていると伝えた。

 しかし、「この改革も容易ではなかった」と日本の柔軟性のなさを指摘。「ジェンダーレス制服」は、今のところ19の都道府県にある600あまりの学校で導入されたに過ぎないとその少なさを強調している。

 この点「中国は進んでいる」という。公立学校の制服は基本的にどこも「ジャージ」であり、体のラインが出にくく男女の違いもないジャージについて、まさに「ジェンダーレス制服」ではないかと自賛した。ジャージなら、体育の授業をそのまま受けることができ、スカートにはない便利さと安全性があり、しかも安いのでどんな経済状態の家庭でも購入できる、と「ジャージ制服の良さ」を熱弁した。

 日本で導入が進められている新たな制服は、「ジェンダーレス制服」と呼ばれているが、制服が選べるのはどの生徒にとっても良いはずだ。女子生徒がスラックスを選べれば、冬の寒さ対策にもなるだろう。中国の「ジャージ制服」が時代の先端を行っているかどうかはさておき、日本の制服改革は今後も進んでいきそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)