カンフー映画で世界中に一大ブームを巻き起こした「ブルース・リー」。日本でもいまだに高い人気と知名度を誇っているが、なぜ日本人に人気なのだろうか。中国メディアの捜狐は12月30日、その理由について分析する記事を掲載した。

 記事は、日本では今でもテレビ番組や雑誌などで「ブルース・リー」という名前を目にすることがよくあると紹介。ブルース・リーのファンたちが様々な活動を行っており、死後数十年がたった今でも日本において高い知名度を保っていると伝えた。

 続けて、ブルース・リーは過去に主演映画が日本で公開されると、すぐに日本で「スター」になった経緯があると指摘。鍛え抜かれた肉体、カンフー、それに演技力を兼ね備えたブルース・リーは、強い意思と不屈のチャレンジ精神を持っており、瞬く間に日本中にブームを巻き起こしたという。そして、「中国人に対するイメージが刷新され、肉体の限界に対する認識すら変えた」と説明した。

 そして、「強者を認め、崇拝する」のは自然なことだと分析。ブルース・リーの登場は、中国人のみならずアジア人全体に対するイメージを一新したと論じた。これまでは、「アジア人は細くて小さくて弱く、欧米人は大きくて強い」とのイメージであり、特に第二次大戦後の傷跡が癒えていない日本人はその典型だったとしている。

 そんな日本人にとって、アジア人がカンフーで敵を倒す様子は非常に痛快なことであり、熱い戦いをし、真っ当な言動のブルース・リーに日本人が夢中になるのは当然のことだったと記事は分析。記事からは、日本のみならず世界的に人気のスターが香港から出たことを非常に誇らしく感じていることが良く伝わってくる。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)