日本の文化やコンテンツを世界に発信する「クールジャパン戦略」。アニメの輸出などで一定の成果が出ているとはいえ、文化やコンテンツの輸出という観点から見て、日本は韓国に大きく水をあけられていると言えるだろう。

 中国メディアの騰訊はこのほど、韓国はコンテンツの輸出で圧倒的な成果をあげており、同じ「エンタメ強国」の日本ですら「韓流コンテンツに侵食されている」と伝えた。

 記事は、動画配信大手Netflixの日本における2020年の人気作品トップ10において、韓国ドラマが多数ランクインしたことを紹介し、「日韓関係が大きく冷え込んでいるにもかかわらず、韓国ドラマは日本で大きな人気を獲得している」と指摘した。

 さらに、近年の韓国ドラマや韓国映画は質が明らかに向上していると指摘し、韓流コンテンツが人気となっているのは日本だけの話ではないことを強調。中国でも韓国ドラマやK-POPは人気となっているとし、中韓関係が大きく冷え込んだ際には「限韓令」と呼ばれる韓国コンテンツの締め出しがあったとされるが、それでも中国のネット上では韓国コンテンツの人気は冷めなかったと論じた。

 日本でも巣ごもり需要が後押しとなり、今は第4次韓流ブームの真っ最中とされる。韓国ドラマ「愛の不時着」は流行語大賞トップ10に選ばれ、NiziUは正式デビュー前に紅白歌合戦への出場が決定していた。日本もクールジャパンを積極的に推進してきたはずだが、輸出しているコンテンツの影響力という点では韓国の方が日本を上回っているのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)