日本製品は中国人に人気だが、それは香港人にとっても同じらしい。香港は経済発展を遂げているだけあって、人びとの生活水準は高く、消費者のモノを見る目は厳しいと言えるだろう。中国メディアの西瓜視頻は29日、「香港人が日本製品を好む理由」について、動画で紹介している。

 配信者の女性は香港に住む中国人で、小さな子どもを持つ母親として日用品の品質を日頃から厳しくチェックしているそうだ。動画では、香港にある日系の小売店でプラスチック製のコップを2点購入したことを紹介。なぜこの商品を選んだかを伝えている。

 女性は普段、日用品を買う際は「価格、実用性、容量、材質」の4つを重視しているそうだ。日系の小売店で売られている日本の商品は、この4つをクリアしていると高く評価している。日本の製品には材質表示マークなどの情報がたくさん表示してあり、購入の際も参考にしているというが、中国の製品の場合は「情報が少ない」か「まったくない」のが普通で、品質に対して価格は高いと指摘。

 この点、女性が購入したコップには、材質のほか耐熱温度が具体的に記されていると紹介、「日本製品は安心して使えるからこそ、香港人は日本製品を好む」のだと称賛し、配信者の中国人女性も「香港に来てから、自分も日本製品が好きになった」と論じた。

 この女性の購入したコップなどのプラスチック製品は、口をつけるものなので購入に際して特に注意が必要だ。中国人は粗悪品が氾濫してきたこれまでの苦い経験からか、日本人以上に注意深く商品を見定める傾向がある。動画に対して、「コップは陶器かガラスのものだけを使うようにしている」というユーザーがコメントを寄せていたが、プラスチック製品自体できるだけ避けているという消費者も少なくない。

 また、「細部から日本人の細やかさを感じる」、「中国もプラスチック製品に表示を付けるべきだ」など、日本から学ぼうというユーザーも多く見られた。香港人のみならず、中国人も日本製品の品質には信頼を置いているようだった。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)