間もなく大学入試センター試験が始まる。実は、毎年6月に行われる中国のセンター試験(高考)で日本語を選択できるのをご存じだろうか。大学入試の結果はこの高考一回で決まってしまう中国。どの外国語を選ぶかは受験生や保護者にとっても悩みの種だ。特に、英語が苦手な学生にとっては漢字のある日本語のほう、ハードルが低く見えるため日本語を選びたいと思う学生も多いようだ。中国のポータルサイト百度は30日付けで「高考では英語より日本語がいい?」と題する記事を掲載し、日本語、英語どちらを選択したほうがいいのかを分析している。

 先ず記事は「日本語がいい」というネット上の意見を中心に紹介している。「日本語は英語に比べ簡単で、容易に高得点を狙える」、「英語が苦手な人は点数を取りやすい日本語を選ぶべき」との意見が載せられている。実際、ある保護者は「うちの子供は英語が苦手で、日本語を選択して志望校に入学できた。英語しかなかったら今の大学には入れていないだろう」とコメントしている。

 一方、英語を選択したほうがいい」という意見も寄せられている。「英語は国際語。将来のことを考えたら英語を選択したほうがいい」と言う意見や、「いろいろな職業に応用できる英語がいい」という意見も寄せられた。

 実際、日本のアニメが好きで日本語を選択したいと考える子どもたちも多いようだ。しかし、英語が苦手だという理由や、安易な理由で日本語を選択しないように述べ、「日本語は思った以上に難しい」とも警告している。(編集:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)