ひところと比べると、日本で働く外国人はずいぶん増えた。外国人のなかにはもちろん中国人も含まれるが、そのまま日本に定住する中国人がいる一方で、中国へ帰国する人も少なからず存在する。中国の動画サイトである西瓜視頻は20日、日本で働いていた中国人女性が帰国後の感想を語る動画を配信した。「帰国したことを後悔していない理由」を述べている。

 4カ月前に中国へ帰国したという配信者の女性は、日本のきれいな街並みやおいしいお菓子などが恋しくなることもあるが、それでも帰国したことは「少しも後悔していない」と述べている。その理由として2つを挙げた。

 その1つが「生活や仕事などの物質面」で中国の方が良いこと。給料は日本の時より減ったとはいえ、今の家賃は日本よりずっと安く、しかも部屋も広いので満足しているという。日本のお菓子なども今は「ネットで購入できる」ので不便はないとしている。日本企業が中国向けに正式な通販を行っていなくても、日本在住の中国人が買い付けて、転売するという「代理購入」を行う人が多いため、確かにどんなお菓子でも買うことはできるだろう。

 2つ目の理由は「精神面」で充実していること。この女性の場合、日本では友人が少なく孤独だったが、帰国後は昔からの友人が近くにたくさんいて、いつでも一緒に遊びに出かけたり食事をしたりできて楽しいそうだ。また、故郷が近くなったので頻繁に行き来できるのも都合が良いようだ。

 この動画に対して寄せられたコメントを見ると、「そんなにもホームシックになっていたのなら帰国は正解だ」など、同意する意見がある一方で、「自分は飛行機を降りた瞬間に帰国したことを後悔したが」、「うちの娘は日本へ行って10年になるのに、なぜ帰国したがらないのだろう」というユーザーもいた。「家庭環境や個人の考えは人それぞれだからね。一概には言えないさ」というコメントもあったが、そのとおりなのだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)