中国メディア・都市快報は28日、日本で生活している中国人が感じる日本の「窮屈さ」を、物理的な面、精神的な面の両方から紹介する記事を掲載した。

 記事は、日本が観光業やサービス業の発達した国であり、様々な特色ある文化を持つこともあって「どのような目的で日本を旅行しても、素晴らしい体験をすることができる」と評する一方で、日本で長らく生活している中国人の多くが「実際の日本での生活はドラマで見たり、ネットで言われたりしているような美しいものではない」と考えていると紹介。日本での生活に窮屈さを覚える4つの代表的なポイントを挙げて説明している。

 まずは、日本の住宅の賃貸料が非常に高いことを挙げた。国土の狭い日本では土地がとても貴重であり、賃貸住宅では狭い物件であっても高い家賃が設定されているとし、東京では25平方メートルほどの物件の家賃が6~8万円すると紹介。「多くの人が日本に来る前に思い描いていた美しい生活は、まずこの高い賃料で打ち砕かれるのである」と評した。

 次に、背の高い人にとって日本の各種設備が快適ではない点を挙げている。日本人は身長があまり高くなく、日本の建物や公共設備は日本人の体格に合わせて設計されているため、身長が180センチくらいあると「理不尽な設計」に出くわして不便を強いられる可能性が高くなると伝えた。

 さらに、インターネットが普及し電子化が進む中で、日本社会では今なお紙ベースの文書や資料が愛されていることにも言及。ありとあらゆる資料をいちいちプリントアウトして紙媒体化するという作業は、現代において非常に緩慢なスタイルに見え、時間だけでなく作業効率の大幅な低下も招いているとした。

 そして、最後に挙げたのは、日本人の社交性についてである。礼儀正しく親切なように見える日本人について「実は各個人が社交上のマスクを着け、相手の性格に合わせて社交スタイルを調整しているのだ」とし、このような「友好」は真の友好ではなく、いささか「偽りの友好」なのであると説明。実際に日本社会で生活してみて、人付き合いの壁にぶつかった中国人は「日本人の礼儀はみな偽りのものだ」という思いに至るのだと伝えている。

 記事は、日本が観光資源に優れ、インフラや環境が十分に整備されているものの、必ずしも移住するのに適した国ではないと指摘。「日本で長期的に生活したいのであれば、日本の習俗を勉強した上で、適切な問題解決方法を探し求めなければならないのだ」と結んだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)