中国のポータル・サイト百度が27日付の記事で、「日本のインテリアデザインは細やかで、多いに参考になる」と記事にしている。記事は「日本はやっぱり設計界の”巨人” 心のこもった屋内設計に学ぶべき価値あり」と題するもの。「日本のインテリアデザインは、機能的なだけでなく、真心がこもっている。この点、中国のデザインはまだまだ不足している」と述べている。日本のインテリアデザインのどのような点に注目しているのか。

 例えば、高齢者に配慮したデザインに注目している。高齢者にとって浴室で立ったりしゃがんだりすることは思いのほか大変だ。日本の浴室デザインの中には、バスタブの高さを工夫し、可動式のシャワーを設置するなど、足腰の曲げ伸ばしが難しい高齢者や障がい者に配慮したものがある。

 また、トイレやバスルーム、洗面所の空間が分かれている点にも注目している。中国の多くの住居では、トイレやバスルームはすべて同じ空間に設置されることが多い。しかし、そのようなデザインだとトイレとバスルームを別々に使うことができず、どちらかが使われていると他の家族は使うことができない。トイレやバスルーム、洗面所が別々になっていると、朝の忙しい時間帯などにも便利だ。また、洗面所にシャワーヘッドが設置されており、浴室に行かなくても洗髪ができる。

 さらに、収納スペースにも工夫がなされている。階段の下のスペースを収納スペースや、子どもが増えた時の小さな勉強部屋にしている人もいる。また、壁に収納棚を設置したり、掃除道具を壁に設置できるように工夫している家庭もある。

 記事はまとめとして「こうしたデザインはどれも使い勝手がよく、温かみがある。家づくりの参考にすべき」と結論付けている。(編集:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)