海外旅行の楽しみと言えば「買い物」。少し前は中国人観光客による「爆買い」と言う言葉も注目され、大きな荷物をぶら下げてある様子が再三報道されてきた。しかし、最近中国人の消費行動にも変化が見られるようになってきているという。どういうことか。27日付の中国のポータルサイト百度「日本に行けば買い物三昧?中国人観光客によるあの“悪癖”が改善中」という記事によると、近頃この「爆買い」が明らかに減ってきているようだ。

 まず記事は、「これまで、海外に出かける中国人観光客による”爆買い”が日本でも注目されてきた。しかし、データによると近年はやみくもに買い物をする観光客は明らかに減り、よく吟味して買い物をする人が増えている」と述べている。一方、海外滞在時の食事の費用は増加傾向にあり、ぜいたく品を買いあさる旅行から、堅実で体験重視の旅行へと変化しつつある、と分析している。

 もちろん、コロナ渦で気軽に海外に旅行に行けるようになるには、今後まだまだ時間がかかりそうだが、こうした記事は最近の中国人の消費動向の変化を示している。近年、中国では「贅沢禁止令」が打ち出されている。これを機に「金にものを言わせて世界でぜいたく品を買いあさる中国人」というイメージを払拭したいのかもしれない。記事はまとめとして「“爆買い”の悪癖が減り、これまでの“成金”イメージが徐々に改善している」と結論付けている。(編集:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)