新型コロナウイルスの感染が拡大する中で迎えた今年のクリスマスは、平日だったということも重なって例年とは異なる非常に静かなものになった。とはいえ、それでも現代の日本人の多くにとってクリスマスはもはや欠かすことのできないイベントの1つになっていると言っても間違いではないだろう。

 中国のポータルサイト・百度に26日、「日本人のクリスマス好きは、見せかけに過ぎない」とする記事が掲載された。「見せかけ」というのは、クリスマスというイベントの由来や本来持つ意味を理解することなく、単にこの日を「たくさんお金を使って盛り上がる日」だと考えていることを指すようだ。

 記事は、「近代以降西洋の文化を徹底的に学んできた日本人は、西洋の大きな祭日であるクリスマスを西洋人同様にお祝いする」と考えている人が少なからず存在すると紹介する一方で、実際に日本に行ってみるとクリスマスには学校も会社も休みにならず、他の平日と同じ扱いであることに気づくとした。
 
 また、欧米では米国を中心に七面鳥をごちそうとして食べる習慣がある一方、日本ではクリスマスに七面鳥を食べる様子はあまり見られないと指摘。日本ではスーパーマーケットなどではクリスマス向けの特別な料理や食材が販売され、クリスマスケーキを食べる傾向にあるものの、必ずしもすべての日本人がそのような西洋式のごちそうを好むわけではなく、中には「そんなものよりもラーメンを食べたほうが幸せだ」という人すらいるのだと伝え、「行ってしまえば、クリスマスは日本人にとってあってもなくてもいいものなのだ」と解説している。

 さらに、日本の若者はクリスマスという名目でプレゼントを交換したり、みんなで食事をしたり、デートをしたりするものの、クリスマスの意味や由来についてはよくわかっていないと指摘。日本におけるクリスマスは、中国の「11・11」のショッピング祭りと同じで、「たくさん物を買って、お金を使って、デートをする日」に過ぎないのだとし、商業者もクリスマスを販売促進、消費喚起のイベントとして利用しているのだと伝えている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)