中国のポータルサイト・百度に26日、日本の家では玄関で靴を脱ぎ、下駄箱に多くの靴が入っているのに、どうして玄関に足の匂いが充満しないのかとする記事が掲載された。

 記事は、日本において家の中と外をはっきりと区別する重要な役割を持つ玄関が、脱いだ靴の匂いでいっぱいにならないようにするために施されている工夫を4点挙げている。まずは、下駄箱の各段の高さが比較的余裕を持って作られており、空間内の通気がよくなるように考えられている点を紹介した。

 次に、靴を脱ぐ三和土の部分が家の床板よりも一段低くなっており、下駄箱の下にも空洞が設けられていることで、下駄箱の空気が淀むことなく流れやすくなっているため、靴の匂いが残りにくいのだとしている。

 さらに、下駄箱に様々な種類の脱臭剤を設置することで匂いを和らげているとも紹介。近年では使い捨てタイプの脱臭剤だけでなく、下駄箱にビルトインされた電動式の脱臭システムも普及しており、十分な換気によって匂いの大幅な低減を実現していると伝えた。そして最後に、通気性の良い材料を玄関や下駄箱に多く用いることも重要だと指摘した上で「細やかな設計という点で、われわれはやはり彼らから大いに学ぶべきなのである」と結んだ。

 かつては湿気が非常にたまりやすく、匂いがこもるとともにカビにも気を付ける必要があった玄関の下駄箱だが、素材や設計の改良を経ることで、その心配も以前に比べて大いに軽減された。ただ、肝心の靴や足の匂いがきつければ元も子もない。靴や足の清潔を保つことも、玄関の快適さを守るためには欠かせないのである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)