日本はアジアで最初に先進国の仲間入りを果たした国であり、同時に「白人の国以外で初めて列強となった国」でもある。中国メディアの快資訊は24日、「なぜ日本は白人以外の国として唯一列強になれたのか」と題する記事を掲載した。

 国際化が進む今、人種で国を分けるのは時代錯誤ではあるが、中国では日本を黄色人種の誇りと表現することがあるのも事実だ。記事はまず、日本が西洋の列強から認められるのがいかにあり得ないことだったかを紹介。日本は鎖国が200年あまり続いた閉鎖的な国で、小さくて資源も少ない国だったからだ。では何がきっかけで見直されるようになったのだろうか。

 記事は、生麦事件をきっかけに英国人が日本に対する見方を変えたと分析。薩摩藩が英国相手に戦争し、被害を与えるなど思いもよらないことで、大きな衝撃を与えたとしている。また、その後の倒幕と明治維新を経て西洋の考えを全面的に受け入れるようになったことも、儒教文化の国であるはずの日本に対する西洋の見方を大きく変えたという。

 そして、明治維新後の日本は、立憲君主制を基礎として「教育を徹底的に発展させた」と紹介。全国の寺小屋を基に小学校を各地に建設し、全国民に教育の機会を与えることで、古い考えと古い勢力を捨て、急速に西洋化を推し進めたと説明した。日本は、この学校制度のおかげで、もともと高い識字率がさらに高まったと伝えている。

 記事は結論として、日本がアジアで最初に西洋化を成功させることができたのは「武士道精神によるものではなく、教育と学ぶ決意にあった」と分析。中国では武士道精神も尊敬されているが、確かに近代化は教育によるところが大きかったはずだ。中国は反日といいながら、近代日本の成功を高く評価しているようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)